映画 『 The Cove 』 について考える。

今、物議をかもしている映画 『 The Cove 』(入り江)。

The Japan Times (Sunday, July 4, 2010)の記事を読んだり、NHKの「クローズアップ現代」をみて、このところ考え込んでいます。

この映画は、四百年も前から捕鯨を営んでいる和歌山の漁港の町「太地」のイルカ漁を厳しく非難する映画です。
そのほとんどが隠しカメラで撮影されたものだそうで、町の許可とか、漁民の権利とかの考慮はまったくなされていないそうです。
映画のなかでインタビューを受けた水産庁の役人が「解雇された」と言う記述があるそうですが、実際はそんな事実はなく、今も働いてるとか・・・

そんな映画が、ドキュメンタリー部門でアカデミー賞をとったそうで、驚くとともに事態は深刻だなと感じています。

古くから受け継がれた伝統の捕鯨を一方的に悪と決め付けられて、漁師たちは怒りを超えて途方にくれているようです。

四百年前というと、コロンブスたちが長い航海の末、それまでの海図にはなかった別の大陸の存在を知ったころでしょうか?

私たち人間は、体内でゼロからアミノ酸を作りだすことはできないそうですね。
それで動物や植物からタンパク質を摂取して、その原料から体の一部を作ったり酵素を作っている。
食べないと、生存が危ういわけです。
食物連鎖ピラミッドの頂点に立つ人間は、ある意味、残酷かもしれません。

私はまだこの映画をみていませんが、イルカの血で真っ赤に染まる入り江のシーンがあるそうです。
食べるためには殺さなくてはなりません。
牛や豚や鶏の屠殺(とさつ)場も、彼らの血で真っ赤に染まっていることでしょうね。

イルカを海の神をする民族もあるそうです。
牛や豚は神聖な動物で、食べることなどもってのほか、の民族も。

牛や豚、鶏の肉を食べる人々。
イルカや鯨の肉を食べる人々。
様々なのではないでしょうか・・・?

私たち日本人は食事をする前に「いただきます」と言います。
命を提供してもらった動植物、農業・漁業・畜産など、捕獲・生産に携わる人たち・・・
それぞれに感謝し、「ありがたくいただきます」と言う言葉です。

飛行機や、人工衛星、インターネットなど、この数十年で輸送や放送、情報収集などの技術が驚異的に発展してきました。コロンブスのころに比べると、情報はあっという間に広がり、よその国へも簡単に行くことができます。
そういった意味で、世界はますます小さくなって、グローバルな観点を持たなければならないのかも知れません。
グローバルな観点とはどういうことなのか・・・
自分と違う文化や生活を一方的に批判、阻止するのではなく、お互いの理解と尊重も必要なのではないでしょうか。でないと、争いや戦いになってしまいます。

何百年もの間培ってきた文化や生活を、外部の特定の人たちが「ダメ」と決めつけ、「即刻やめるべき」と押し付けるのは、間違っているのではないかな? と、私は思います。

皆さんは、どう思いますか?


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